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試練!2015年篠山マラソン

篠山マラソンには 過去7回出場している
今まで 雨に降られたことはなかった

なのに 今日は雨  冷たい雨だ


愛娘 コゼットの男を背負い フランス革命の下水道でさまよう
白髪のジャンバルジャンを想う

ただでさへ 55歳という年齢は過酷である
さらなる自分にふりかかる 過酷な状況は
80kgの体重と
この篠山という高原地帯の3月のまだ春に成りやまぬ冷たい雨である
もう すでにスニーカーは濡れて 重くなっている


凍えながら スタート まで 雨宿りしていたら
最後尾にまわされて 号砲より15分ロスの スタートゲートだ

過去の経験上 この最後尾軍団の流れに沿って走れば 必ず
門限アウトである

自分の中学時代を思い起した

この下町の連中と同じように生きれば 
この 閉塞的な街で永遠に埋もれてしまう
あの時代も 僕はいらだっていた


それはそれで ある意味 平穏で幸福で 
いいのだが・・・・


人の壁を縫うように 最初の2時間は計算上2000人は追い越したこととなる

2時間をすぎれば 抜かれることのほうが多くなり
無言の死人の群れ  ある意味 落ちこぼれランナー達の いつもの見慣れた 風景だ

36kmの関門を越えた時は 嬉しかったなぁ
記録外としても 自力でゴールまでたどり着くこと 許容される資格を得たのだから

負け犬バスは 寒く 辛いもんなぁ 
(門限アウトの回収バスを 僕は負け犬バスと呼んでいた)

走り終えて 駐車場までが また冷たく 遠かった
(42km走った後に パンツまで濡れた体で シャツ1枚 2km歩かされるのは 
 容赦なく 厳しいのです)

凍えた指で 車のエンジンをかけ 暖房がつけた ここが第二にゴールである

家に帰れば 檜風呂が待っている ここが最終ゴール

寒風吹きすさぶ 12月 1月 2月  診療を終えて 走って練習した
自分を単純に偉いと思った

他の誰かと比較するのは 妥当じゃないと 理由もなく 思った

世間知らずの一人娘を ろくでもなく甘く育てているように  
自分にも甘い評価なのれす

マラソンが好きなのではなく

早春前の 
冬の終わりの この時期にある 
制限時間も僕的には つついっぱいの
走り終えたら 川べりに駐車場まで トボトボ一人で歩く

丹波篠山マラソンが 
やっぱり 僕は好きななんだなぁ
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ぐうたら家族のアルプス彷徨記 3:アルケミスト

マッターホルン 第二章

深夜発のドバイ経由の飛行機で ブラジル人の書いた小説 アルケミスト(錬金術師)を読む

同じことの繰り返しの日々を送る羊飼いの少年が 
すべての羊を売り払い 自己の人生を金に変えるべく旅に出る話である


人生の初期にだけ 運命を変えるチャンスがあること
与えられた環境に耐え 幾何の準備をした後に 
果敢に運命を切り開く羊飼いの冒険を描いた抽象的な寓話である

僕たちは 一見単調な 限りなく続くように思われる時間の堆積と闘う
羊飼いの日々を生きている

僕は残念ながら もはや人生を切り開ける年齢ではない
人は人生のある時点で 自分に起こってくることをコントロールできなくなり
宿命によって 人生を支配されてしまうものと 物語は語る

若き時代は 自分の人生に起こってほしいことに あこがれることに恐れなかった
不思議な物事は鎖のように一つずつつながって起こり
今の仕事や家族との生活がある

確かに 日付変更線を いくつも飛び越え旅にでれば
周りのすべては 非日常となり 時間の密度は濃くなる
しかし 一方で
羊飼いの日々こそ 尊く 学ぶものが多いと思う
金には金の 鉛は鉛の運命がある

決して金ではない僕ではあるが 生きる役割はあたえられている
宿命で支配されている 55歳の僕のストーリーに
感謝しようと思う

僕には僕が必要とされている 街があることは 
旅の帰りにいつも 感謝とともに
思うことである


もっと 広い世界を知りたい 
そんな 好奇心があふれること


それが 黄金時代を永遠にする 錬金術なのだろう

そんな錬金術と 羊飼いの日々は  支えあう両輪なのだろう

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ぐうたら家族のスイスアルプス彷徨記4日目 マッターホルン

マッターホルン

霧の中の夜明けではあったが 夜明けとともに 
太陽に温められた 水蒸気群は 上昇して
視界の目隠しをする手をそっと振りほどいてくれた


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もともと自然崇拝というか 無神論者であるのだが
雪をまとう山々を見れば 
何者かの意図によって創造されたことを否定することはできなくなってしまった


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空は手が届くように近くにあるが 逆にその先にある宇宙を感じる
ここに来れば 凡人の僕も 五感が研ぎ澄まされ 
小さな霊能者となる


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自分の小ささを感じて
多弁だった 僕らの家族も
黙っているべきだと思うようになる

永遠の力に口をふさがれ
やたら 静かになる


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自然の摂理に黙して身をゆだねることは 
幸福である

山も雲も
人の人生も世界の歴史も 同じものの手によって書かれたものなのだろう





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ぐうたら家族アルプス彷徨記 : アイガー メンヒ ユーグフラウ

スイスアルプスの旅


今回の旅行は神をも恐れぬ ゲルマン魂で 
大自然をねじ伏せるかのようなスイスの山岳鉄道を駆使し
凡人立ち寄るべからずの名山の懐に 

「孤高の人」とは対極の 「普通以下の人」の我が家族が
ラクチンで乗り込み

あの ハイジも感極まり「ペーター! ペーター!!」と絶叫する
アルプスの山々を目前に眺めながら 
数日かけて グレートトラバースする  魅惑のトレッキングツアーである


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山岳鉄道から一歩踏み出すと 
大気の匂いが違う事に気がついた
ようこそ 本物のアルプスへと語りかけてくれる


(何も日本アルプスや日本アカデミー賞 を愚弄するわけでは まったくないし
そこに人力で闘いを望み 極々低いレベルで跳ね返されている僕ですが ・・・)


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肺で 匂いを感じた気がする
大気中の水分が 幾分か結晶化している状態で吸い込む大気は  
硬質分の高い聖水を飲み干す感じがする

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娘は東京での日々をポツリ ポツリと語る 

不条理な挑戦 
想いには遠く及ばない達成と挫折が必然的に組み込まれた体育クラブに

全ての情熱を注ぐティーンエイジの姿
それこそが 黄金時代だと思う

娘はは 大学ではハンドボール部とワンゲル部に入り

そんな形を成就できなかった高校時代の
失われた時間を取りかえすべく
奮闘しているらしい

すこし ピントがずれているのが 僕譲りみたいで 少し切ない

すこしは 根性ついたか標高3500mで確かめてみるとしよう
そんな アルプストレッキングツアーが 静かにはじまった

パセリ・セージ ローズマリー アンド タイム

娘が3月に東京に旅立ってから 初めて帰ってきた

今まで当たり前であった  
サントリーピュアモルトみたいに
何も足さない何も引かない的 
家族3人きりの一角が崩壊し

何を足しても 何か足らない想いの6ヶ月だった

そして サイモン&ガーファンクル再結成的な
スイスアルプスツアーである

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遊びに関してのみ 再結成という調子の良さは 家系であろうか

僕らにとって 少しからぬ時間が経過しての再会

遠くの低山を眺めるように 僕は娘を見た


昔の様に スカボロ フェアを詠唱できるだろうか


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近くに寄り添うと 幼児の頃と変わらぬ乳臭い匂いがして すこし安心した

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写真1 ドバイ空港のカフェにて
写真2 ツェルマット駅にて
写真3 アイガーを背に家族全員集合
プロフィール

Author:朝霧インプラントセンター コイケ歯科医院
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