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ゆく川の水は絶えずして また 元の水にあらず :総論

IMGP0791ss.jpg
ユーコン川 遠征記 総論 
ちょっと かっこつけて 書くぞ!!



5日間 165km の距離を 何万回パドリングしただろうか

15ラウンド打ち合った ボクサーどうしみたいに
言葉を交わすことなく 
ユーコン川と語りあったように思える

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ガイドのカートは 
更にもっと この自然と 黙して語りあっているのだろう
やつは厳しい寒さに適応した巨大な肉体と 
ひげずらの風貌で
心優しき灰色クマだ

ユーコン川を包み込む アラスカの風景は 
決して多彩ではない 

蛇行した川の次の瀬を回ると 
また次の風景が顔をみせるのだが

むしろそれは 木の年輪の様に 
おそらく白とまっ白で構成されるであろう長い長い冬と
僅かの晩秋のごとき夏で織りなす
この地に訪れる四季の様に

単調なものであるようにも思われる


ゴッホが 何枚もひまわりや 糸杉を 書き続けることにより
色彩が多次元的に付加されていったように

網膜に 雄大で深い碧は 塗りこめられてゆく


IMGP1184ss.jpg
雲の形や厚さによって 
地上ぎりぎりを走る太陽の
高さによって

その単調とも思える風景は 微細な 色調の変化が与えられる


そして さらに僕の網膜の 深い部分に 
その山河を 焼きつけてゆく

その証拠に 日本にいる 今でも 
目を閉じれば
あの 冷たく透明な風の匂いとともに 
あの風景がよみがえる

観光バスで 絶景ポイントを移動してゆくのとは 対極だ


河は蛇行しつつも  
雄大な水の一見意図のない移動はすべてを 
総じて一方向に もってゆく
 
蛇行する広い川幅の少しでも 流れが有利な場所に向かうように 
舳先を右へ左へと 回転させているのだが

複数艇のカヌーが いかにきまぐれな 方向どりをしたところで
結局は 大した優劣なく 
夕刻には 否応なく 目的のキャンプ地に 我々を
運んでくれた


必然論者 運命論者である私の人生感と 重なりあうようだ

こざかしい事を 考えずに
 
ただ ひたすら パドルを 漕ぐ 漕ぐ 漕ぎ続ける事が 
僕のやり方なのだろう

心拍数の高なりは 僕の体が 
クエン酸回路を早く回し続ける 
バイオ蒸気機関車となっている事を知らせてくれる
 
河の流れは水泡を形成し 
やがては 大気にその泡は 吸われてゆく

同じ様に この地で幾多の生命を生み そして 殺してゆく
結局 生き続けるのは ユーコン川だけなのだろう

IMGP1010ssss.jpg
風景がながれれば 
この ささやかな 親子の生命体が アラスカの自然に
悠久の時の堆積に比すれば瞬時ではあろうが
ともに生きる事を許容されている 喜びを感じる


川を溯る 力はない
そんなもの とうてい まったく 無い

木の葉以上 鮭未満の力で 頑張る ところが 適切なのだろう


これからの 生き方は これだね

そう 考えた

 







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ハックルベリー・フィンになる8日間


ついに この朝が来た

時間は単調 公平に流れるものではなく
時に圧倒的な加速度で 津波のようにおしよせてくるものである

はるか 彼方の 予定とばかり思っていた 旅も
ふと気がつけば 今日 出発の朝である

さて 末席であろうと 自称カヌーイストである 
そんな僕にとって  かってからの憧れの場所があった
それは はるかアメリカ大陸の北部 アラスカに流れる 
雄大な河 ユーコン川である


妻は 野外での放尿は 不可能だということで 旅の企画段階で
すでに棄権宣言 今回は娘との二人旅である

一期一会なのは たとえ身近な家族でもあり得ること
娘と父と 二人して行ける 旅など 
最初で最期であろうか

ハックルベリー・フィンは吞んだくれの父に愛想つかして
家出することが 冒険のはじまりだったが

ハックルベリー ユカ(娘)は 吞んだくれの父と 家出するのだ

ここらが すでに コメディタッチである

牧歌的 穏やかな流れに 
ボケをかましつつ 身をゆだねたいと考えております・・・・

やれやれ・・・

時に診療中に電話がかかってくることがある
歯科医師仲間からのインプラントについての 質問 悩みである

僕は 忙しくても 出るようにしている
それは 時として緊急を 要する問題であるケースがあるからだ

診断 →治療という流れは 
言いかえれば 決断→行動→結果 となるわけだが

この決断が適切 迅速でなければ 最良の結果になるわけがない

だから 出血が止められない 
予期せぬ感染を起こした
麻痺を併発した・・・ 等の対処は 
できるだけ 迅速なアドバイスをしてあげたいと考えている

しかし 最低限 生体にメスをいれてよし とされる 
知識 経験は必要である

経験の少ない者の問題は 
何が困難で なにが容易かが理解できてないことにある

5kmが走れない人間が フルマラソンに挑戦するのが
いかに無謀かは容易に判断がつくはずである

青き時代に 
自分の体を痛めつけ 己の肉体の限界を 知った歴史があるか

まっとうな ケンカを若き日におこなったか

まっとうな 恋愛をしたか

医師ことに外科系の医師の資質は ここらが大事だと思う

延々と 的をはずれた 
緊急性と重要性からかけ離れた
脈絡のない質問に 僕は深いため息をのんだ

やっとのことで受話器を置き 以下のメールを送信した・・・

「なるほど
文献的には しっかり 検索されて 
臨床に向かってらっしゃるように思います

あとは 実地臨床経験を積むことです

その ステップバイステップの 道を どう舵取りしてゆくかが
臨床家としてのセンスでしょう

健闘を祈ります」


僕は薄情者だろうか・・・

シーカヤック

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歯科医師とは どんなもんか

ざっくり言えば次のとおりです

口腔という限られた部分に 
神経質的 繊細さを要求される仕事なので
その 人間としての性質は
より 器が小さく 
気難しく
おおらかさに欠如することは 
大筋として 間違いはなかろう

学会で 歯科医師ばかりの部屋に 押し込められると
すこし 閉所恐怖心的な 嘔吐感を 感じるのは
O型でもある僕の 資質が この職業に適合していないのか
それとも 現在の歯科医のあり方が 人間として おかしいのか

そこらは おおざっぱな 僕には よーわからんのですが・・・


ところが ぎっちょん
いざ フィールドが自然となれば 
いきなり 自分のちっぽけさを感じざるを得ない

僕が 50歳の初心者として シーカヤックに取り組んできた事を
話するとしよう


生命の恒常性は いかに危ういものか 考えた事はあるだろうか 

それは 快適装備を 網羅された
現代住宅の中では決して想像できないものだが

不規則な波に 右に左に揺さぶられている 小船の上では
文字どおり 微妙なバランスによって 
その生命が支えられていることを
認識せざるを得ない

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その危うさを 緩和するために 
人間の知恵があるのだが
その 知恵はまず 
自然の暴力的 強さにおびえつつも
自然が どういうシステムで 動いているのか
沈黙し 耳を澄ませた 
冷静で謙虚な分析からいつも始る

その 孤独感 静寂感が いいんだなぁ
 

しかし 昨日行った 隠岐ツアーでは 
未熟な僕を 遠巻きに 見守ってくれた 
仲間がいました
いろんな意味で守られているなって思う 

目的地にゴールした時には
感謝 感謝です

そんな 気持ちが 素直に出てくる事も 
このスポーツの魅力のひとつです
 


プロフィール

朝霧インプラントセンター コイケ歯科医院

Author:朝霧インプラントセンター コイケ歯科医院
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