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旅立つ娘への手紙

明日 早朝に旅立つ 娘へ

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この手紙を読んでいる今
君は 大いなる夢と 幾ばくかの不安を抱いて 
電車に揺られていることだろう

神が与えてくれた 人生の執行猶予の時間 
それが アドレッセンス 青春時代だ

女学院と浪人の時代が第一章ならば それも第2章となる

おおいに人生を楽しむがいい
君の待つ街は選ばれし者だけが住める街だ
パパやママ そして 僕らの祖先もその地を踏むことはできなかった
僕らの分まで 誇らしく街の空気を胸に吸うがいい
 
古本屋 楽器屋や 古いバーに 小粋なカフェ
魅力ある人物へ醸造される すべてがその街にある
それらのアイテムを 十二分に 使えばよい
恋するもよし 時間を無駄に過ごすもよし

好奇心を持ち続け 自分の幸福をコントロールできれば
青春時代は永遠となるだろう

そう思えた時期が その街から 出る時だ

その時にまた 会おう

僕も まだ青き時代の残影を胸に残し 君の帰りを待っている


2014年3月29日

小池 健夫

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神田川そして 檸檬 の歌詞にでてくる湯島聖堂につづく橋
「食べかけの檸檬 聖橋から放る 捨て去る時には こうしてできるだけ 遠くに投げ上げるものよ」


同窓会 :ボルサリーノ

昨年末の 暖かい日に無邪気に 
槇原の曲を僕は意味もなく口ずさんでいた

遠く遠く 離れていても 僕のことがわかるように・・・
同窓会の案内状 欠席に○をつーけた

それを傍らで聴いていた妻は言った
 「あんたもさっさと欠席に○つけてそのハガキ出しなさい」



1月3日

高校時代(徳島市立高校)の学年同窓会があり
逆風にめげず万難を排し 故郷徳島へ足を運んだ

同窓会に行って思ったこと
54歳という年は 初老だということ
落胆もした


自己の座標をこういう場所で再確認すべきではない
これからも 世間知らずでいこう
パンツは蒸れても 人には群れずに行こう
OK 今の生き方でよし
世間の物差しやコンパスをしまって 思うがままに進もう

そうつぶやき 帽子をぐっと深くかぶり
喧噪のパーティ会場を出た
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2013年クリスマスイブ 前夜 沖縄航海記

海では決断5秒!
シーカヤックの世界ではそう言われているらしい

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12月22日の連休 沖縄に行かないか?
そう友人の本田君に電話で誘われた時に
脳裏に あの南国のエメラルドの海と 陽気な那覇の歓楽街が脳裏に浮かんだ
「行く 行く 連れてって!」 
そう答えたのは 5秒かからなかった
ナハハ! 流石 過酷な人生を切り開いてきた僕 すさまじき決断力じゃ!
その時はそう思っておったが

電話を切ってから 沖縄といえども 
12月の海の冷たさを考えたのは 次の朝 水道水で顔を洗った時だった

早速 ネットでシーカヤックガイドを検索
シットダウン式のカヤックで
チンタラ マングローブの河を漕ぐツアーが多かったのだが 
けっこうスパルタンそうなカヤックガイドを見つけた

アースシップというアウトドアガイドの会社で
人数限定 年齢限定 体重限定という 条件を突きつけている 
ゴルゴ13のような他者や 自己に戒律を設けている 厳しさのある 
命を預けられるプロのガイドショップに思えた

電話してみた

女性が出てきて
条件のことは一切触れずに交渉したが すんなりOK
「なんくるないさー!」というノリだった
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流石に沖縄と言へども 日本の12月に 
敢えて海にハマろうと言う奇特な人はすくないのだろう

那覇に精通している本田君の接待で 1日目は那覇中心街 国際通りで 
バー巡りを敢行いたしまして 
最後はオカマバーまで参りまして ソーキソバを食べて寝ました

2日目はレンタカーを借りて 一人行動

約束の9時に恩納村に行く 
そこで待っていたのが アースシップの3人衆
ダチョウ倶楽部的コンビネーションで
「アラチャンでーす」
「ナオちゃんでーす」
「シンちゃんでーす」 と自己紹介

「僕はコイケです カヤックは 四万十 隠岐 
更には ユーコンまで制覇したものの
どんな 穏やかな海でも 意表をついて チンする永遠のビギナーです!」
「どひゃー!  一昔のアイドルのキャッチみたいですねー」
 何とも軽いノリなのである

僕が地元で頼りにしている シーカヤックガイド 
クーマンラマン 杉本さんは 
50kgのカヤックを片手でひょいと持ち上げる寡黙な鉄人であるが
そことは 対極のように思えた

ナオちゃんと 隊長アラちゃんに守られ いざ出艇 
ジャブ ジャブと足を海に漬けて 乗り込む時点で すでに心臓止まりそうな寒さ
冬→低気圧優勢→風強い→寒い という式図は 沖縄といえども存在するのだ

寒さと波の恐怖でカヤックとの人馬一体状態とはほど遠く
怖々と 海原を歩き出す

やがて 体も暖まり 達人たちに教わったホワードストロークを繰り替えし
反復する運動で 
自分が真っ当なオイルも暖まった4サイクルエンジンになったことを感じた

半年前に 砂漠で砂の海を一人走った事を想いだした
そして今 エメラルドの砂漠の原野に踏み出していることが喜ばしい
一漕ぎ事に 水平線が近づいてくる

喜ばしいことに未知な世界は 数多くあるものだ

 
透明度という点では 隠岐も 徳島県南も そこそこある
だが 太陽の光が違うのか
サンゴ礁がそうさせているのか
プランクトンの違いなのか

エメラルドグリーンのみを残し 他の色彩を吸い取る フィルターがこの海にはある


沖合の無人島を回るときに
隊長が判断を促すように言う

「ここからは外洋の波で 初心者は無理ですね」
「僕は永遠のビギナーですよ」僕はボツリと答えた
しばらく 高波に揺られる二人の間に沈黙が続いた

「では 行きましょうか」 
仕方なくという風情で 隊長が前へと漕ぎ出した
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波は 艇の横に打ち寄せる
ここで チンすればどうなるかを考えるより
なんとか 無難に切り抜ける事のみに集中する


やがて 無人島を旋回し
風と波が背中を押してくれるようになると 
船と恐怖を 運び去ってくれる

小さな無人島でソバをご馳走になって
帰途についた

また 来たいな 素直にそう思った
幾つになっても 心の中にハックルベリーフィンは住んでいるようである

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Professer Hitosi Kwamata in Koike's little Holl

コイケ歯科医院 研修室においての学術活動の報告

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2013年11月9日(土曜)
獨協医科大学医学部口腔外科学講座 教授に就任された
川又 均先生にご講演していただきました

川又先生は徳島大学の学生の同窓で
サッカー部創部時代に共に良き時代を生きた仲間であります

演題は以下のとおり

Provision and Decision
are more important than Incision for Surgeons.

手技的、技術的な話だけではなく彼の生き方を垣間見ることができました
歯医者の立場で 医大の講座のトップに立つことは 
タフな闘いであったようです

白血病の患者さんに放射線療法 骨髄移植をした後に遺伝子検査をすると
性染色体レベルまで 遺伝子が変化していることなど 
最先端の遺伝子の研究も報告いただきました

発見や発明は偶然ではなく 可能性を模索する中で 
抽出されるものなのでしょう

研究者は 究極の金鉱堀なのかもしれません

40名を超えるオーディエンスが集まり 質疑応答も盛り上がり 
遠路より集まった
臨床家も研究者も何かを得たことと思います

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こうしてコイケ歯科医院の講演小ホールも活動を開始いたしました
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最後の清流

四万十川は高知県南東部にある川で
神戸より300kmに位置する高知市内より更に一般道を100km南下した場所にある

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高速道路の発達した現代には どの場所も秘境と言えなくなっているのだが
この100kmのアディションがこの地を最後の清流と言わしめているのかもしれない


9月のこの連休に四万十川 カヌーツアーに行ってきた
もっぱら 海ばかり攻めていた僕だが 久々のリバーツーリングだ
そこで 再度登場なのが 20年以上使用の木製ファルトボート 木の葉号だ

夜明け前3時に神戸を車で出発し
現地に着いたのは午後9時
スタート地点を模索し 久々の老艇を 組み立て始めた

今回は友人と二人ツアーでタンデム艇(二人艇)の木の葉号に身をゆだねる
河原で4年ぶりに組み立てるやれのきている老艇は ひと筋縄ではいかない

9月後半とは言え 高知の日差しはきつく
あれこれ1時間かけて 組みあがった頃には 
もはや僕と友人と老艇の間には
ささやかな 連帯感と友情がそこにあった


川には 避けがたい構造的特質がある
上流から 下流にしか 下れないということだ

当然上流が流れが 急で 
下流は穏やかな流れとなる


いきなりクライマックスからスタートするベートーベンの『運命』という曲がある 
そう川下りは いきなり サビからはいる協奏曲なんだ

幾多の試練にもまれ そして 再難局に対峙する 技量と胆力をつちかうべきが
物の順序というべきだが 
そんな道理 関係ねーとばかりの 自然は有能なストーリーテラーだ

艇を水にうかべるやいなや 流れは僕らを一葉の木の葉として 激動の運命に導く
メンタルをいきなりトップギアに押し込んで
艇を流れに平行に保てば

必ずしも安全を担保しない無料ジェットコースターは
僕らを 次の瀬へと運ぶ
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水面ぎりぎりから眺める川景色は 最高である
水面に顔を近づければ 透明な水越しに 川底の石が見える

ベストシーズン到来の連休にありながら 
川旅人はほとんどなく
最後の清流を 3人で(木の葉号君も含めている)独占状態だった

『パンツは蒸れても 人とは群れるな』 
四万十の清流でずぶ濡れのパンツの僕は
将にその言葉を銘とする僕の人生に呼応する時間だと感じて悦にいる

時を忘れて漕げば 17km
最高の時間をどこで終わりとするかの模索も 人生に似ている
もう十分楽しんだ そう心に言い聞かせて 沈下橋たもとに艇をよせる
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僕と供に年をとったこの老艇はもう限界だった 
この旅でお別れだと 思えば
上陸の沈下橋で すこし涙が出た
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テーマ : 日記
ジャンル : 日記

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Author:朝霧インプラントセンター コイケ歯科医院
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